人は誰しも一人では生きていけません。
最近は、SNSやAIのおかげでコニュニケーションを取らなくてもなんとかやっていける時代です。
しかしそれでも、人と全く関わり合いを持たずに生活を送っていける人は少ないでしょう。
コミュニケーションが苦手だから・・・
そのような理由で人と話すのが億劫になってしまってはちょっともったいないです。
なぜなら、人とリアルで接することで、そして上手にコミュニケーションを取っていくことで、新たなビジネスに繋がったり思わぬ出会いがあったりと人生のプラスとなるきっかけが生まれるからです。
とはいっても、どうしたらコニュニケーションを上手に取れるのか分からない人も多くいます。
（だからコミュニケーションが苦手なのでしょうが・・・）。
そこで本記事では、誰でも簡単に出来るコミュニケーションのテクニックをご紹介します。
なぜコミュニケーションが苦手なのか
まず、なぜコミュニケーションを取ることが苦手に感じてしまうのかを考えてみましょう。
そこには大きく分けて３つの理由があります。
話さなくちゃいけないというプレッシャー
コミュニケーションが苦手な人の中には「何か話さなくちゃ・・・」というプレッシャーがかかることで余計に話せなくなってしまう人がいます。
考えれば考えるほど話すことが何も浮かばない、そして沈黙がさらなる沈黙を呼ぶという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
自己肯定感が低い
「こんな話をしてもつまらないんじゃないか」
「自分の話なんて誰も聞きたくないんじゃないか・・・」
このように考える「自分に自信がない人」＝「自己肯定感が低い人」も、
コミュニケーションに苦手意識を持ってしまうようです。
真面目な性格の人ほどこの傾向が強いと言えます。
完璧主義
常に完璧さを求める人も、コミュニケーションに難しさを感じてしまうようです。
・話の組み立てを意識しすぎる
・起承転結を考えすぎる
・会話をミスりたくない、スベりたくない
・ベストな回答を披露したい
このように考えすぎると、結局話すタイミングを逃してしまう羽目になってしまいます。
今すぐできる簡単克服法
コミュニケーションを取ることに対してなぜ苦手意識が芽生えてしまうのかを理解したところで、解決策を探っていきましょう。
え、難しいことはできないし。。。
そんな風に身構えなくても大丈夫！
ここでご紹介する内容は、誰でもすぐにできる簡単な方法です。
一つ一つ見ていきましょう。
聞く力を磨く
先にも述べたように、コミュニケーションが苦手な人は、自分から話をしようと頑張り過ぎないことが一番です。
そう！
自分が話すのではなく、相手に話してもらえば良いのです。
言い換えれば「上手に聞く」ということです。
聞く力を磨くには次の方法があります。
相づちやうなずきをたくさん使う
相づちやうなずきは、簡単にして最強のコミュニケーションテクニックです。話をただ無言で聞いていても、相手は「ちゃんと聞いてくれているのかな」と疑ってしまい、会話は弾まないでしょう。
「うん」
「はい」
「へぇ」
「そうなんだ」
「わかるわかる」
「確かに」
「それで？」
簡単なひと言で驚くほど会話にメリハリが付きます。
うなずき、時に大きく時に小さく、メリハリをつけることがポイントです。
質問する
相手に話をしてもらうためには、こちらが質問することが一番手っ取り早いです。
「昨日は何したの？」
「どれが好き」
などピンポイントで聞く方法のほかに
「どうして・・・なの？」
「どんな風に・・・なの？」
「どう思う？」
と自由に答えてもらう聞き方も有効です。
そして返ってきた答えに対してまた質問すると、自然と会話はつながっていきます。
おうむ返し
コミュニケーションを上手に取る方法の一つに「おうむ返し」があります。
おうむ返しとはその名の通り、相手の言ったことをそのまま繰り返すことです。
相手「昨日渋谷に行ったらね…」
自分「渋谷ですか」
相手「そう、渋谷。そしたら、急に雨が降ってきてね…」
自分「雨ですか！」
相手「そうなの！急だったから傘持ってなくて散々だったんだけど…」
このような感じで、相手の話した内容からキーワードをおうむ返しで言い返すだけ。とても簡単なのに、相手はどんどん会話を進めたくなるから不思議です。
言葉を発しなくてもできるコミュニケーションの方法
コミュニケーションの苦手意識を克服する方法は何も会話を意識するだけではありません。
笑顔で少し前のめりの姿勢になって、相手のジェスチャーを真似てみましょう。
相手が、手を口に当てたら自分も手を口に当ててみる。相手がうなずいたら自分もうなずく。
・・・これはミラーリングという心理テクニックですが、「良く聞いてますよ」というメッセージとなって相手に安心感を与えます。
まとめ
コミュニケーションが苦手な人は、話し下手な人に多くいます。
話そう、話さなくては、、、と思うと余計に辛くなってしまいます。
大切なのは自分が話すのではなく、相手に話をさせることです。
無理なくコミュニケーションの苦手意識を克服して、人との関わりにストレスを感じない生活を送りましょう！
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